数輩[語句情報] » 数輩

「数輩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

数輩の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
、英船長サリスの『平戸日記』慶長十八年(一六一三)の条に、六月二十一日平戸王女優数輩を従え英船に入った由記し、彼らは島より島へ渡りて演芸し外題の異なるに従い衣裳....
十二支考」より 著者:南方熊楠
浅町の良家の若い妻が盆踊りを見に往きて海岸に※※《しょうよう》するところを、壮漢数輩|拉《らっ》して沖の小島へ伴れ行き輪姦せしを本人も一族も慙《は》じて、大亀の....
十二支考」より 著者:南方熊楠
、夕方にその内に入りて伺うと黒衣の人果して来り、馬を樹に繋《つな》ぎ墓内に入り、数輩と面白く笑談した。暫くして黒衣の人を褐衣《かつい》の人が送り出で、汝の主家の....
学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
より私立の事業は多端、かつこれを行なう人にもおのおの所長あるものなれば、わずかに数輩の学者にて悉皆その事をなすべきにあらざれども、わが目的とするところは事を行な....
奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
奉幣して立願するところがあり、さらに鎌倉の留守においては、八月十日、妻政子が女房数輩を帥いて鶴岡に百度詣をなすなど、いずれも奥州征伐御祈祷のためだとある。 以....
志士と経済」より 著者:服部之総
だった。訣別詩が語るように以前にまさる窮乏状態で、福井遊説の旅費も、藩士中の同志数輩へあてて「大困窮進退是れ谷《きわ》まり、一歩も動き候事も出来がたく候、毎々恐....