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「敵船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

敵船の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
微笑」より 著者:横光利一
戦のとき、シラクサの城壁に迫るローマの大艦隊を、錨で釣り上げ投げつける起重機や、敵船体を焼きつける鏡の発明に夢中になったアルキメデスの姿を梶はその青年|栖方の姿....
三国志」より 著者:吉川英治
、承りました」 と、すぐ江岸から十数艘の牛革船を解き放ち、左右から鼓を鳴らして敵船へ迫って行った。 周瑜は陣後の山へ駈けのぼって行った。望戦台から手をかざし....
三国志」より 著者:吉川英治
の声ともつかないものが、瞬間、三江の水陸をつつんだ。 火の鳥の如く水を翔けて、敵船の巨体へ喰いついた小艇は、どうしても、離れなかった。後で分ったことであるが、....