敷居が高い[語句情報] » 敷居が高い

「敷居が高い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

敷居が高いの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
文七元結」より 著者:三遊亭円朝
目の角海老楼《かどえびろう》の前まで来たが、馴染の家《うち》でも少し極りが悪く、敷居が高いから怯《おび》えながら這入って参り、窮屈そうに固まって隅の方へ坐ってお....
婦系図」より 著者:泉鏡花
所ながら真砂町の様子を、と思うと、元来お蔦あるために、何となく疵持足、思いなしで敷居が高い。 で何となく遠のいて、ようよう二日前に、久しぶりで御機嫌|窺いに出....
開扉一妖帖」より 著者:泉鏡花
の煮込のおでんの皿盛を白く吐く息とともに、ふうと吹き、四合壜を片手に提げて「ああ敷居が高い敷居が高い、(鳥居さえ飛ぶ癖に)階子段で息が切れた。若旦那、お久しゅ....
丹下左膳」より 著者:林不忘
ひさしぶりに天下の乞食先生蒲生泰軒のだみ声だ。 「わっはっはっはっは! こりゃ、敷居が高い、御無沙汰《ごぶさた》、御無沙汰!」 びっくりはね起きたお艶の頬にた....