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文位
「文位〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
文位の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
持|一棹の錦絵を書画兼骨董商|近竹に売った。これは浅草|蔵前の兎桂等で、二十枚百
文位で買った絵であるが、当時三枚二百文|乃至一枚百文で売ることが出来た。成善はこ....
「お女郎蜘蛛」より 著者:宮本百合子
いすき通るほどの白さと重そうに好い髪とで店の若いものがせめてとなりの娘だったら附
文位はされようものと云ったほどの、美くしさをもって居た。 十六の時自分の名がお....
「酒渇記」より 著者:佐藤垢石
、あった。 文化文政頃の酒徒が、元享永祿の昔、伊勢国で酒一升銭十九文から二十三
文位の値であったという古い記録を見て、大いに自分達の不幸を嘆じたさまが、眼に映る....