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文保
「文保〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
文保の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
倉廩《そうりん》に収む、鐘は梵砌《ぼんぜい》の物なればとて、三井寺へこれを奉る、
文保《ぶんぽう》二年、三井寺炎上の時、この鐘を山門へ取り寄せて、朝夕これを撞きけ....
「武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
り。金沢『称名寺文書』に、 当寺祈祷事、蝦夷已静謐之間、法験之至、殊感悦候、謹言
文保二年五月二十一日 高時(花押) 称名寺長老 とある蝦夷は、言うまでもな....
「奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
、その配下の蝦夷ら蜂起して幕府も容易にこれを鎮定する能わず、社寺に静謐を祈祷して
文保二年のころいったん法験を見た(『称名寺文書』)と思ったのも束の間で、元亨・正....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
歌壇的勢力は為兼一代で終ったのである。 為兼が土佐へ移ってから中一年|措いて、
文保二年二月二十六日に花園天皇御譲位、大覚寺統の後醍醐天皇が即位されると、再び為....