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「文化遺産〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

文化遺産の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
今日の文学の展望」より 著者:宮本百合子
、代表者は二百三十名。まことに興味ある次の如き議題で世界的に討論された。 一。文化遺産(伝統と発明。文化的価値の振興と保護。文化の将来。) 二。ヒューマニズム....
あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)」より 著者:宮本百合子
イタリア、日本をのぞいて、中国その他各国から代表的な進歩的作家が集った。そして「文化遺産」「社会における作家の役割」「個人」「ヒューマニズム」「民族と文化」「創....
二十世紀の頂における図書館の意味」より 著者:中井正一
の歴史の中にも、かかる人類の囁きがかくれているのである。 図書館とは、これらの文化遺産の集結である。そして、巨大なる人造人間のごとく、この本を、その要求に応じ....
「焚書時代」の出現」より 著者:中井正一
いえるのである。始皇帝でもなく、ヒットラーでもなく、民族の教養低下が、大衆自らの文化遺産を硫酸で焼くという時代を生み出しているのである。立法的資料そのものが、法....
民族の血管」より 著者:中井正一
る。ちょうど血液のように、それは老廃したものをそこに止めてはならない。 過去の文化遺産も常に新しい血清によって鍛えられて、より高い文化抵抗素として、書架の上に....
聴衆0の講演会」より 著者:中井正一
た。出版界も、それに留意しなければ、威張ったコケ威しはもはやきかなくなって来た。文化遺産を万人の手に、雨が降って土を崩しながらしみ透ってゆくようにしみわたってゆ....
少年に文化を嗣ぐこゝろを」より 著者:中井正一
ての最も感銘深い瞬間であった。 博士が、その受けられた手の重みの中には、世界の文化遺産の重みが、同時に音もなく、博士の全身にかゝってゆくところのものがあったに....