文句無し[語句情報] » 文句無し

「文句無し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

文句無しの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「黄村先生言行録」より 著者:太宰治
とにかく古代の化石と同じくらいに大きいというところに有難さがある訳でありまして、文句無しに世界一ばん、ここに私の情熱もおのずから湧いて来て、力こぶもはいってまい....
「青春の逆説」より 著者:織田作之助
採用と決ったのも同然だった。 「僕に出来ることでしたら」 「いや。あんたやったら文句無しに出来ますわ。三高を途中でやめはったそうでんな。惜しいこっちゃ。兵役は？....
「超人鬚野博士」より 著者:夢野久作
ったにも何にも、眼の玉が飛び出たかと思った位だった。だから、いつもの吾輩だったら文句無しに掴みかかるところだったが、親方の死骸を見て気が弱っていたせいだったろう....
「貧乏」より 著者:幸田露伴
も出るに風帯が無くっちゃあと云うところからのことでもあろうが、プッツリとばかりも文句無しで自己が締めた帯を外して来ての正宗にゃあ、さすがのおれも刳られたア。今ち....
「肌の匂い」より 著者:三好十郎
でしよう？ 僕らは若くて、まだ無知だつた。それが惡いと言われれば、たしかに惡い。文句無し。しかし、そうだつたんだ。今でも、そうかも知れん。だから、方々であれがド....