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文書き
「文書き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
文書きの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
は刺身のツマとして、八名ばかり差加えようてんで……」 「絵かきが五十八人もいて、
文書きが八名では比較が取れまい」 「なあに、
文書きの方は、どうしようかと考えてみ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
八名もいて、文書《ぶんか》きが八名では比較が取れまいとおっしゃる――そこでげす、
文書きの方は、どうしようかと考えてみたんでげすが、拙がひそかにこの計画を洩《も》....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
新しいだけに、品《しな》がややこしくていけねえ。 絵かきが五十八人もいるのに、
文書きが十人じゃああたじけねえ、とムクれる奴には、刺身のツマとしてお下《さが》り....
「文学的自叙伝」より 著者:林芙美子
元年、私は現在の良人《おっと》と結婚しました。文芸戦線から退いて、孤独になって雑
文書きに専念しました。才能もない人間には努力より他になく、この年頃から、私はよう....
「国語の自在性」より 著者:西田幾多郎
本化する言語は少いであろう。久しい間、我々は漢文をそのままに読み、多くの学者は漢
文書き下しによって、否、漢文そのものによって自己の思想を発表して来た。それは一面....