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「文章語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

文章語の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
がらこの抹殺《まっさつ》は、最近の口語自由詩のみに限られている。少し以前にあった文章語の自由詩は、必ずしも同じ系類に属しない。なぜならそれらの文語詩には、すくな....
思想としての文学」より 著者:戸坂潤
用いるか、文語体にしても漢文体か擬古文体か、口語体にしても話し言葉風のものか近代文章語体か、それとも又新聞記事体か、ということが次の段階のスタイルの問題である。....
教育の民主主義化を要求す」より 著者:与謝野晶子
ど、漢字は放任して置いても必要なもの以外は次第に行われない傾向を持っていますが、文章語の文法はこれを教育において英断に除外しない限り、永久に国民の意思表示を困難....
二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
何に因襲の旧型を根本的に破壊するツモリであっても、日本文で書く以上は日本の在来の文章語や俗談口語の一と通りを究めねばならなかった。二葉亭は漢学仕込で魏叔子や壮悔....
孔子」より 著者:和辻哲郎
ロッパ諸国とが相違するほどには相違しているのである。ヨーロッパに永い間ラテン語が文章語として行なわれていたからと言って、それがローマ文化の一貫した存続を意味する....