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「文籍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

文籍の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鉄面皮」より 著者:太宰治
勤めるようになったのですが、あの時の火事で入道さまが将軍家よりおあずかりの貴い御文籍も何もかもすっかり灰にしてしまったとかで、御所へ参りましても、まるでもう呆け....
三国志」より 著者:吉川英治
告げた。 劉璋は、一晩、簡雍を泊めて、次の朝、翻然と悟ったもののごとく、印綬、文籍を簡雍に渡し、ともに城を出て降参の意を表した。 玄徳はみずから迎え立ち、劉....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
り、それを忘れてしまってなお古風の持続を説こうとする学者さえすでに現われた。図書文籍のその誤りを覚らしめるものは、事があまりに平凡であっただけに、あらかじめ今日....