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文蔵
「文蔵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
文蔵の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「伝吉の敵打ち」より 著者:芥川竜之介
るものの怒《いかり》を買い、あわや斬《き》りも捨てられん」とした。平四郎は当時|
文蔵《ぶんぞう》と云う、柏原《かしわばら》の博徒《ばくと》のもとに用心棒をしてい....
「蘭学事始」より 著者:菊池寛
戸などにおわしては、所詮叶わぬことでござる。ご存じでもござろう。野呂玄丈殿、青木
文蔵殿など、御用にて年々当旅宿へお越しなされ、一方ならず御出精なされても、はかば....
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
の作られたような『神作』のようなものは出来ないものかしら? 日光、弥勒夜叉、福原
文蔵、石川竜右衛門、赤鶴重政、日氷忠宗、越智吉舟、小牛清光、徳若忠政、こういう人....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
げよしで、成善が保さんの事だそうである。また平野|氏の生んだ女というのは、比良野
文蔵の女威能が、抽斎の二人目の妻になって生んだ純である。勝久さんや終吉さんの亡父....
「日記」より 著者:宮本百合子
させる力をもって居る。 一月三日(土曜)晴 暖、風 〔摘要〕小田切、松岡、徳岡
文蔵、久米正雄、古橋氏来訪 久方振りに来た人達は女のいそがしいのも迷惑なのも....
「日記」より 著者:宮本百合子
地震あり、今暁五時頃も。 十月二十四日(水曜)雨後はれ、 午前、朝日週刊の瀬良
文蔵と云う人、原稿をたのみに来る。 一時から三宅氏のところへ行く。集ったもの四....
「美術学校時代」より 著者:高村光太郎
た。長沼先生はどういうものか間もなく喧嘩をして学校を辞めて仕舞った。その後に藤田
文蔵先生が来て、僕らの木彫の方でもモデルを使って塑造をやることになり、初めてモデ....
「撥陵遠征隊」より 著者:服部之総
E・グリフィスの『仙逸国民』(一八八九)、モールスの『支那帝国国際関係史』、窪田
文蔵氏『支那外交通史』その他を参照したことを付記しておく)。....