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「文豪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

文豪の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
、生来が歯質の弱い人であったものと察せられる。五十にして総入歯になった江戸時代の文豪にくらべれば、私などはまだ仕合せの方であるかも知れないと、心ひそかに慰めるの....
灰燼十万巻」より 著者:内田魯庵
。英国印刷界を驚倒したメヂチ版の複製画があった。ニコルソンの飄逸な筆に成った現代文豪の肖像画等があった。新らしいものではあるが、是等は大抵多数に頒つを目的としな....
薄紅梅」より 著者:泉鏡花
人生の機微に針の尖で触れますように、真理を鋭刀で裂きますように、もう一息、世界の文豪を圧倒しますように……でないと、承知の出来ない方々が多いと思う。が、一雪のお....
阿Q正伝」より 著者:井上紅梅
立てたことがまだ一度もない。――英国の正史にも博徒列伝というものは決して無いが、文豪ヂッケンスは博徒別伝という本を出した。しかしこれは文豪のやることでわれわれの....
風波」より 著者:井上紅梅
いろい御飯を持ち出した。熱気がもやもやと立上った。 文人の酒船は河中を通った。文豪は岸を眺め大に興じた。「苦労も知らず、心配も知らず、これこそ真に田家の楽しみ....
ガルスワーシーの家」より 著者:岡本かの子
地味な女達になってお互いにこそこそ用事の話を始めた。 此の有名な漫画家の描いた文豪の似顔画はあまり出来のいいものではなかった。臆した堅苦しい写生の上に無理に戯....
八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
ても自ら書く事が出来なくなったという原稿は、現に早稲田大学の図書館に遺存してこの文豪の悲痛な消息を物語っておる。扇谷定正が水軍全滅し僅かに身を以て遁れてもなお陸....
はなしの話」より 著者:岡本綺堂
、生来が歯質の弱い人であったものと察せられる。五十にして総入歯になった江戸時代の文豪にくらべれば、私などはまだ仕合せの方であるかも知れないと、心ひそかに慰めるの....
斎藤緑雨」より 著者:内田魯庵
に冷笑されて緑雨を憎む気には決してなれなかった。が、世間から款待やされて非常な大文豪であるかのように持上げられて自分を高く買うようになってからの緑雨の皮肉は冴を....
二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
発表し、スモレット、フィールディング、ディッケンス、サッカレー等の英国小説家が大文豪として紹介され、戯作の低位から小説が一足飛びに文明に寄与する重大要素、堂々た....
二葉亭追録」より 著者:内田魯庵
いった。自分には文学的天分がないと謙下りながらもとかくに大天才と自分自身が認める文豪をさえ茶かすような語気があった。万更文学の尊重を認めないどころか、現代文化に....
西航日録」より 著者:井上円了
五日暁天ベルリンを辞し、スイスに向かいて発す。午後五時フランクフルトに降車して、文豪ゲーテ、シラー両翁の遺跡を訪い、ついにここに一泊す。 満目青山雨後新、花光麦....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
のごとく輝くことであろう。〉) 二十三日、晴れ。わが領事館に至り領事に面会す。文豪および史家たるマコーリー氏の古屋を、カムプデンヒルにたずねたるも、探り得ず。....
寺町」より 著者:岩本素白
銘旗を立てた葬列は長々と続いて居るが、柩はその上に高くかつがれた寝棺ではなくて、文豪と謳われた人の亡きがらを載せた一挺の駕籠が、その葬列の中に、有りとも見えず護....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
た英断であって、その智慧は、仏智にも達するものであります。 フランス十九世紀の文豪、バルザック(西暦一七九九年に生れ、一八五〇年に歿す)の有名な作品の中の一つ....