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「斉う〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

斉うの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
ども罪の矜疑すべき者は、尚此に止まらず。それ律は大法を設け、礼は人情に順う。民を斉うるに刑を以てするは礼を以てするに若かず。それ天下有司に諭し、務めて礼教を崇び....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
中で死んだ。正弘の老中たりし時、成斎は用人格に擢でられ、公用人|服部九十郎と名を斉うしていたが、二人皆同病によって命を隕した。成斎には二子三女があって、長男|生....
連環記」より 著者:幸田露伴
が幵官氏を出し玉うたのは、因縁不和とよりそれがしには合点がならぬ。聖人の徳、家を斉うるに足らなかったとは誰も申し得ぬ。しかし夫子も上智と下愚とはうつらずと申して....