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「斉一〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

斉一の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
」より 著者:横光利一
異説《カタストロフィズム》の主唱者《しゅしょうしゃ》セヂウィックを破《やぶ》った斉一説《ユニフォルミタラニズム》のライエルと、そうしてそれらの総《すべ》てを綜合....
謀叛論(草稿)」より 著者:徳冨蘆花
香も爆烈弾の響がするかも知れぬ。天下泰平は無論結構である。共同一致は美徳である。斉一統一は美観である。小学校の運動会に小さな手足の揃うすら心地好いものである。「....
妾の半生涯」より 著者:福田英子
るに至れり。これ固《も》と種々なる原因の存するものなるべしといえども、製作品の不斉一《ふせいいつ》なると、品質の粗悪なるとは、けだしその主なるものなるべきなり。....
経済学及び課税の諸原理」より 著者:吉田秀夫
に云ったのに過ぎず、そしてそれはかくも望ましいものと認められている所の貨幣価値の斉一性へ接近することである。 『もし銀行が気紛れにその紙幣量を制限するならば、そ....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
一の比率を採るであろう。そして、生活資料が年々増加する国においてすら、この増加が斉一であり永続的であるならば、これと同一の恒常性が生ずるであろう。半世紀の間、死....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
なかったであろう。英国穀物に対する需要は、過去三〇年間、その実情より大でもあれば斉一でもあったことであろう。そして、これが結果として栽培が増加しなかったであろう....