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斎服
「斎服〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
斎服の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
は二十七、八、髪はおすべらかしに、緋《ひ》のはかまをはいて、紫|綸子《りんず》の
斎服に行ないすました姿は、穏やかならぬ美人なのです。 肩を並べて拝殿横の渡殿ま....
「祖母のために」より 著者:宮本百合子
十二月の中旬、祖母が没した。八十四歳の高齢であった。棺前祭のとき、神官が多勢来た。彼等の白羽二重の
斎服が、さやさや鳴り拡がり、部屋一杯になった。主だった神官の一人がのりとを読んだ....