斑気[語句情報] »
斑気
「斑気〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
斑気の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「語られざる哲学」より 著者:三木清
らえたクラスの雑誌が次男であった。私たちの学友区で出した「南風」が三男であった。
斑気《むらぎ》な次男がまず死んで、剛情な長男が次に斃《たお》れ、意気地のない三男....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
は狂人に支配されているということである。この以外のものでは、クレーグ船長の非常な
斑気を説明することは不可能である。わたしがこの航海日誌を付けてきたのはまことに幸....