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「斜行〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

斜行の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
不尽の高根」より 著者:小島烏水
にして短く、同じ頂上の銀明水から、胸突八丁の嶮を辷って、御殿場町へと垂るみながら斜行する東口の線は、いくらか長く、頂上奥社から海抜一万尺の等高線までは、かなりの....
三国志」より 著者:吉川英治
を蹴ちらし蹴ちらし馳け進んできた。 凌統は、馬上、刀をひっさげて、疾風のように斜行し、 「来れるは、張遼か」 と、斬りつけた。 「おれは、楽進だ」 とその....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
隊に展開せしめた。 午後一時大王は梯隊をもって前進すべきを命じた。 墺軍は普軍の斜行前進によりその左翼を急襲せられ、その翼をロイテン東方に下げて普軍に対せんとし....