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斤目
「斤目〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
斤目の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「カインの末裔」より 著者:有島武郎
るように馬力に積み上げて倶知安《くっちゃん》の製線所に出かけた。製線所では割合に
斤目《はかり》をよく買ってくれたばかりでなく、他の地方が不作なために結実がなかっ....
「香奠」より 著者:豊島与志雄
一度に畚《もっこ》一杯も取って来るし、鶏といえば必ず一羽ですし、川魚は何斤という
斤目ではかります。そしてそれに応じて一度の煮物も多量です。所が東京では、毎日各種....
「風波」より 著者:井上紅梅
落ち目になるばかりだ」 この村には特別の習慣があって、子供が出来ると秤に掛け、
斤目によって名前を附ける。九斤老太は五十の年を祝ってから、だんだんと不平家になっ....