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斥く
「斥く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
斥くの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「聖書の読方」より 著者:内村鑑三
教会孰れも皆な名のみのキリストの国である、真実のキリストは彼等に由て涜され彼等の
斥くる所となりつつあるのである、依て知る路加伝冒頭の此一言も亦未来を語る言として....
「愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
のである。互いに恋する男女は肉交を避くべきである。そは自分らの恋を汚すものとして
斥くべきである。かかる悪しき欲望が混じて働くこと自身がすでにおのれの恋の純でない....
「運命」より 著者:幸田露伴
あり、遵う者は孝たり、遵わざる者は不孝たり、とて使者の耳鼻を割き、峻厳の語をもて
斥く。燕王怒ること甚し。 燕王兵を起してより既に三年、戦勝つと雖も、得るところ....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
が、その頃から絹布を被るようになった。しかし幾もなく、当時の有力者山内|豊信等の
斥くる所となって官を罷めた。成善は四月二十二日に再び竹逕の門に入ったが、竹逕は前....