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「断碑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

断碑の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
葛飾土産」より 著者:永井荷風
る。 わたくしは戦後人心の赴くところを観るにつけ、たまたま田舎の路傍に残された断碑を見て、その行末を思い、ここにこれを識《しる》した。時維《ときにこれ》昭和廿....
放水路」より 著者:永井荷風
《うち》、わたくしはふと路傍の朽廃《きゅうはい》した小祠《しょうし》の前に一片の断碑を見た。碑には女木塚《おなぎづか》として、その下に、 秋に添《そう》て行《....