断腸花[語句情報] » 断腸花

「断腸花〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

断腸花の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
職工と微笑」より 著者:松永延造
又、日本趣味を多分に持っていて、色の殆どない様な朝顔、昼顔、芍薬、実につまらない断腸花、合歓、日々艸なぞを大層崇め奉って、その花や葉っぱを甞めて渋い顔をしたりす....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
ズ、涕涙《ているい》地ニ洒ギ遂ニ此花ヲ生ズ、故ニ色嬌トシテ女ノ面ノ如シ、名ヅケテ断腸花ト為ス」とも書いてある。このことはまた『汝南圃史《じょなんほし》』にも出て....
植物知識」より 著者:牧野富太郎
、ついにこの花を生じた。それゆえ、この花は色が嬌《あで》やかで女のごとく、よって断腸花《だんちょうか》と名づけたとある。実際にその咲いている花に対せば淡粧《たん....