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断言的
「断言的〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
断言的の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
からの内に命令的要素を含む義務の感情である。私は今にいたりて初めてカントが道徳に
断言的命令を立した心持ちに同感せられて、カントの深刻さが打ち仰がるる。危険に脅か....
「今日の文章」より 著者:宮本百合子
せて、そういう人々の文章には、独特の調子の張りがあり、一言で云えば勇ましいような
断言的な口調をもっている。心に恃むところがある、ということをジェスチュアとして持....
「哲学入門」より 著者:三木清
れば、しかじかであるならばしかじかのことをせよというように、命令は仮言的になり、
断言的であることができない。そこで道徳の命令が絶対的即ち
断言的であるためには、形....
「城」より 著者:カフカフランツ
どの課から出たものかおぼえていませんが、その命令のなかで、役所の偉い人たち独特の
断言的なやりかたで、測量技師が呼ばれることになっている、といい、村に対して、技師....