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新官僚
「新官僚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
新官僚の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
。この心境描写は極めて美文的で従って抽象的であり、従って又、この日本主義が国粋的
新官僚から最もよく親まれ易い理由は判るが、歴史のリアリティーをこうした昔風な心境....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
つまでもないだろう。ただ問題は、このイデオロギーがその一半は今日特に日本の官僚(
新官僚と呼ばれる)の所有物だという処にあり、そして之が又所謂
新官僚の唯一の存在理....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
者ブロックとかを持出す結果、日本に於て実は最も根本的なファシズムの準備である処の
新官僚と政党、ブルジョアジーとプラス日本ファシストとの協力による「上からのファシ....
「志士と経済」より 著者:服部之総
ふまさのすけ》、桂小五郎《かつらこごろう》といった一連の近代的政策力をもつ建設派
新官僚の支持によるが、他面――むしろ決定的に――全国「草莽《そうもう》義徒」の組....
「武鑑譜」より 著者:服部之総
る。薩長は従三位、土肥は従四位、これにたいして、この『藩銘録』には出てこない中央
新官僚政府の指導者たちは、版籍奉還直後明治二年七月の官制改革いらい、たとえば大隈....
「一九三七年を送る日本」より 著者:戸坂潤
真剣な問題であることを初めて本当に理解するに至った。それまで軍部イデオロギーとか
新官僚のイデオロギーとか色々云って来たのは、実は思想を指すのではなくて単に思想の....