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「新律綱領〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

新律綱領の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
仇討禁止令」より 著者:菊池寛
して、敵討などももう駄目かと諦めておりましたところ、明治三年に御発布になりました新律綱領によりますと、父祖殺された場合は、敵を討ちましても、あらかじめ官に申告し....
運命」より 著者:幸田露伴
りと評せしめ、余威は遠く我邦に及び、徳川期の識者をして此を研究せしめ、明治初期の新律綱領をして此に採るところあらしむるに至れり。太祖の英明にして意を民人に致せし....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
。依って委員はこれに関する条規を悉《ことごと》く草案より除き去り、同年十二月に「新律綱領」と題して頒布せられた。昔ギリシアのアテネにおいて、何人もその父母を殺す....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
ていたのである。この人は以前の藩の例では死刑を免れぬのであったが、その頃朝廷から新律綱領が頒布されたので、贋金等も百両以下は死刑に処せぬ事となって、この某も何年....