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「新撰姓氏録〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

新撰姓氏録の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
露の答」より 著者:坂口安吾
だの諏訪族、三輪族など、之等は先ず国神系統の代表的な氏族でしょうが、その他何々、新撰姓氏録に数百の姓氏が記載せられて古い起源を示しているのは衆知のことです。とこ....
武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
、必ずしも禁門守備の任に当るもののみにあらざることは、その播磨の佐伯部に関する『新撰姓氏録』の記事によりても察するを得べし。播磨の佐伯部はもと武尊捕虜の後と称す....
「ケット」と「マット」」より 著者:喜田貞吉
え八姓の首に真人というのがあった。天皇の御子から分れ出でた家に与えられたもので、新撰姓氏録には特にこれを巻首に置き、その序に、「真人は是れ皇別の上氏なり、京畿を....
国号の由来」より 著者:喜田貞吉
奥は日の本故に、色白うして眼青みあり」とあるのはこれである。古く既に平安朝初期の新撰姓氏録上表の文にも、奥州のことを「日出之崖」とある。鎌倉時代から室町時代にか....
炭焼長者譚」より 著者:喜田貞吉
姓の詐偽を正す必要があったのである。またこれを正すの目的で出来た筈の平安朝初めの新撰姓氏録にすらも、明らかに夷姓のものが皇胤を称している実例もあるのである。社会....
手長と足長」より 著者:喜田貞吉
族に縁がある。高橋氏は景行天皇東幸の際の御膳の役を勤めたものの子孫だと云う事で、新撰姓氏録には、宍人朝臣・阿倍朝臣などと同じく、大彦命の後だとあるが、宍人とは獣....
間人考」より 著者:喜田貞吉
には箸入に作る。高山寺本に箸人とあるに従うべきものであろう。) 間人という姓は新撰姓氏録に、 左京皇別上 間人宿禰 仲哀天皇皇子誉屋別命之後也。 山城国皇別 ....
山の人生」より 著者:柳田国男
であります。 右にいう異俗人は、果していかなる種類に属するかは不明であるが、『新撰姓氏録』巻の五、右京皇別|佐伯直の条を見ると、「此家の祖先とする御諸別命、成....
旃陀羅考」より 著者:喜田貞吉
わぬところで、「日本紀」には、継体天皇の皇子|椀子皇子は三国公の先なりとあり、「新撰姓氏録」に三箇所まで見えている三国真人も、いずれも継体の皇子椀子王の後なりと....