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新株
「新株〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
新株の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「女百貨店」より 著者:吉行エイスケ
が矢のように場内を馳せまわった。 太田ミサコは売あびせのために底値を入れた××
新株の反撥を予想して買いあつめると、雑株安をねらって、引たたぬ××百貨店株を後場....
「柳原燁子(白蓮)」より 著者:長谷川時雨
は合資《ごうし》の、倒れかけた紅葉館《こうようかん》を建て直して、儲《もう》けを
新株にして、株式組織に固め、株主をよろこばせたうえで、追出《おいだ》された。年老....
「植物知識」より 著者:牧野富太郎
上《けいじょう》に小珠芽《しょうしゅが》ができて地に落ちるから、それから芽が出て
新株《しんしゅ》が殖《ふ》える特性を有している。 日本にはこのシュウカイドウ科....
「炎の人――ゴッホ小伝――」より 著者:三好十郎
いなことの起きないようにしてくれと言うと、その金がない。それだけの利潤がないし、
新株を売り出すことも出来ない。……では、せめて、爆発で生き埋めになった坑夫たちの....
「融和問題に関する歴史的考察」より 著者:喜田貞吉
、どうかして役にも立たぬ公民権を捨ててしまおうとしましても、ちょうど潰れた会社の
新株を持っていて、捨てようとしても容易に捨てることができないで、あとへあとへと払....