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新津
「新津〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
新津の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自叙伝」より 著者:大杉栄
て、僕の言う通りにして歩きだした。 が、道は遠いのだ。北越線の一番近い停車場の
新津へ出るのに、新発田からは七、八里あるのだ。そしてその間には、半里も一里もの間....
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
、いくらか肩の軽くなるのを覚えた。(昭和三年三月、渋柿) (はがき)今日越後の
新津を立ち、阿賀野川の渓谷を上りて会津を経、猪苗代湖畔の霜枯れを圧する磐梯山のす....
「続堕落論」より 著者:坂口安吾
となくきかされたものであった。ところが先日郷里の人が来ての話に、この話が今日では
新津某という新しい石油成金の逸話に変り、現に尚新潟市民の日常の教訓となり、生活の....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
うだとたれかがいう。 阿賀野川に夕陽赤く、窓外はようやく新潟平野らしい。たしか
新津駅だったと思う。にわかに、車中は混み合い、魚臭くなる。 ほとんどが、魚の買....