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新潮
「新潮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
新潮の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「めでたき風景」より 著者:小出楢重
ら私はそれで満足して、静かに日傘の下で安心して仕事をつづけることが出来る。 (「
新潮」昭和二年五月二十六日) 夏はことに自動車のドライヴはすがすがしい。まして....
「机と布団と女」より 著者:坂口安吾
机と布団と女 坂口安吾 小説
新潮の新年号に、林忠彦の撮影した私の二年ほど掃除をしたことのない書斎の写真が載っ....
「ゴルフと「悪い仲間」」より 著者:坂口安吾
昨夜来徹夜。正午すぎ講談倶楽部原稿書きおわる。それから一パイやってるところへ
新潮の菅原君来訪。小林秀雄、今日出海両君とゴルフ対戦のことで話があった。両君側の....
「作者附記〔「火」『群像』連載第一回〕」より 著者:坂口安吾
作者附記〔「火」『群像』連載第一回〕 坂口安吾 この小説は「
新潮」三、五、六、七月号所載の「にっぽん物語」第一章、その一「スキヤキから一つの....
「スポーツ・文学・政治」より 著者:坂口安吾
書く上で、本競馬に出たときと草競馬のそれとは、はっきり区別をつけている。この間『
新潮』に連載した「スキヤキから一つの歴史がはじまる」、あのあとを『群像』でつづけ....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
「アッ。奥さん」 「アラア」 と云って、女房が奇声をあげて誰かと挨拶している。
新潮社の菅原記者だ。ふと見ると、石川淳が一しょじゃないか。 「ヤ、どうしたの」 ....
「江口渙氏の事」より 著者:芥川竜之介
児だとすれば、憂欝な快男児だ。粗笨漢だとすれば、余りに教養のある粗笨漢だ。僕は「
新潮」の「人の印象」をこんなに長く書いた事はない。それが書く気になったのは、江口....
「あるニュウ・フェイスへの手紙」より 著者:岸田国士
らって、ジャック・コポオを訪ねました。その時のあらましの様子は、いつか雑誌「芸術
新潮」に書きましたから繰り返すのはよしましょう。 ただ、その日、僕は、コポオの....
「“能筆ジム”」より 著者:坂口安吾
しまった。しかしまあ、余り通などとまつり上げられない方がいゝ。僕はおかげで「小説
新潮」に「安吾捕物」まで書かされ、はてはA・クリスティの探偵小説を飜訳してくれな....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
しかった。二月はじめに身体を悪くして仕事に支障をきたし、出発までに終るはずの小説
新潮と別冊文藝春秋の二ツが残ってしまった。十二日の晩は徹夜だ。十三日の朝九時にと....
「可能性の文学」より 著者:織田作之助
壇に於ても依然として続き、岩波アカデミズムは「灰色の月」によって復活し、文壇の「
新潮」は志賀直哉の亜流的新人を送迎することに忙殺されて、日本の文壇はいまもなお小....
「吉岡芳兼様へ」より 著者:織田作之助
けでもないのですが。 自作を語るのは好みませんが、一二お答えします。 まず「
新潮」八月号の「聴雨」からですが、高木卓氏が終りが弱いといわれるのも、あなたが題....
「青春の息の痕」より 著者:倉田百三
と話したり、近所の子供たちでも集めて花合わせでもしたりするでしょう。 あなたの
新潮社から出されるトルストイの「人はどれだけ土地を要するか」という小話はかつてお....
「四つの都」より 著者:織田作之助
的に表現してみようと思った。 さて、残る六分ノ五には何がはいっているか。まず『
新潮』三月号に発表した拙作「木の都」が背景としてはいっているのを、人は認めるだろ....
「早稲田神楽坂」より 著者:加能作次郎
を提供して呉れた様なものだったが、間もなく閉店したのは惜しいことだった。いつぞや
新潮社があの跡を買取って吾々文壇の人達の倶楽部として文芸家協会に寄附するとの噂が....