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新皇
「新皇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
新皇の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
ぬまいと強くおなりになって、御衰弱も少しずつ恢復《かいふく》していった。 帝は
新皇子を非常に御覧になりたがっておいでになった。人知れぬ父性愛の火に心を燃やしな....
「源氏物語」より 著者:紫式部
らしておいでになるのである。前《さき》の弘徽殿《こきでん》の女御《にょご》である
新皇太后はねたましく思召《おぼしめ》すのか、院へはおいでにならずに当帝の御所にば....
「岷山の隠士」より 著者:国枝史郎
的になった。 無理もないことだ、五十七歳であった。 李白は皆に好かれていた。
新皇帝|粛宗に向かって、いろいろの人が命乞いをした。 宣慰大使崔渙や、御史中丞....
「今昔茶話」より 著者:国枝史郎
もやろうという心持ちになっていた。 それへ付けこんだのがメッテルニッヒで、 「
新皇后のお心をよろこばせるためにも、一つ、はなばなしく露国をたたきつけて……」な....
「道鏡皇胤論について」より 著者:喜田貞吉
やむをえずしてそんな立場に推しすすめられたのではあるけれども、それでもなお彼が平
新皇を称するに至ったについては、彼が「王家を出でて遠からず」、桓武天皇から分れて....
「特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
好んで家人になることが多い様になりました。例えば源氏の頭領|源頼信の如き、また平
新皇とまで云われた平将門の如きすらがそれで、頼信は関白|藤原道兼の家人となり、将....
「賤民概説」より 著者:喜田貞吉
の家人であった。一旦家人となれば決してその主人に反抗することは出来ぬ。彼は自ら平
新皇と称して、日本半国の帝王気取りになっておっても、なお旧主の忠平の許へは、さす....