新竹[語句情報] »
新竹
「新竹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
新竹の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
ん/″\の体たらくだ。
午後|筍買いに隣村まで出かける。筍も末だ。其筈である、
新竹伸びて親竹より早一丈も高くなって居る。往復に田圃を通った。萌黄に萌え出した苗....
「台湾の姿態」より 著者:豊島与志雄
り、ヒステリーのうちにもコンスタントなものはある。竹風蘭雨などはその一つだろう。
新竹州あたりは常に強風が多く、田畑の畦には竹などを並べ植え、道路わきにはモクマオ....
「梟啼く」より 著者:杉田久女
中の荒壁のままの宿屋(村で一軒しかない日本人の宿)に侘びしく寝た夜もあった。丁度
新竹から先は都合よく嘉義へ行く軍隊と途中から一処になったので夜も昼も軍隊と前後し....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
少雨あり。マゼラン峡の風、この沿岸の雨は南米の名物なりという。あたかも台湾にて「
新竹の風、宜蘭の雨」というがごとし。 二十五日、曇り。午後に至り対岸の連山を望....