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「新編〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

新編の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
りと聞き往って精《くわ》しく捜せしも見出さず全然法螺話だろうという(アストレイ『新編紀行航記全集《ア・ニュウ・ゼネラル・コレクション・オブ・ウオエージス・エンド....
十二支考」より 著者:南方熊楠
り》一六九八年間康煕帝の勅を奉じ西|韃靼《だったん》を巡回した紀行(アストレイ『新編紀行航記全集《ア・ニュウ・ゼネラル・コレクション・オヴ・ウオエージス・エンド....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
ふみの幽霊にそっくりであるのにおびやかされた。その草双紙を受取ってみると、外題は新編うす墨草紙、為永瓢長作と記してあった。 「あなた、借りていらっしゃい。面白い....
十二支考」より 著者:南方熊楠
宝としあり、鶴岡八幡宮神宝の弁財天蛇然の自然石なるを錦の袋に入れて内陣にあり(『新編鎌倉志』一)というもこれか。近時化石学上の発見甚だ多きに伴《つ》れて過去世に....
十二支考」より 著者:南方熊楠
立山から還《かえ》った友人言ったは、今もかの辺には角また耳ある蛇存すというと。『新編鎌倉志』には、江島の神宝蛇角二本長一寸余り、慶長九年|閏《うるう》八月十九日....
十二支考」より 著者:南方熊楠
。 支那に限らず日本にも花驢が渡った事ある。かつて一七四六年版、アストレイの『新編航海紀行全書《ア・ニュウ・ゼネラル・コレクション・オブ・ヴォエージス・エンド....
十二支考」より 著者:南方熊楠
威家がよい加減な言を吐く気遣いなし。明治十年頃まで大流行だった西国合信氏の『博物新編』に、猴は人が焚火した跡へ集り来って身を煖《あたた》むれど、火が消えればその....
十二支考」より 著者:南方熊楠
似たり、これより出たる話にや」と記す。『福富草子』は足利氏の世に成ったもので、『新編|御伽草子《おとぎぞうし》』の発端に出おり今は珍しからぬ物だが、京伝、馬琴の....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
以前のものを用いたが、その他西洋物ではやはり西洋事情を第一として、上海出版の博物新編、地球説略、などを用いた。こんなものが藩学校で教えられるので、旧来の先生連は....
和算の社会的・芸術的特性について」より 著者:三上義夫
橋景保、渋川景佑等の手で『新考暦書』等が作られ、一方には訳官の人達によって『厚生新編』のごとき大部の書の翻訳書が作られ、ここにおいて蘭学の発達は極めて著しいもの....
幼き頃の想い出」より 著者:上村松園
に懐かしい追憶を昂めました。 今更私が解き出すまでもありませんが、それは恰度「新編水滸伝」の※絵全部の返却を強要して、又々書肆を板挾みの苦しみに陥れました。が....
平ヶ岳登攀記」より 著者:高頭仁兵衛
岳と呼んでいて、上州方面では平岳と称するのであるまいかと想うて、『越後名寄』、『新編会津風土記』、『日本地誌提要』、『大日本地名辞書』などを漁って見たが、二山の....
獅子舞雑考」より 著者:中山太郎
》へよりの例なれども、其故解しがたし』と載せてある。しかるに文政年中に完成した「新編武蔵風土記稿」(巻四一)に拠ると、この獅子舞は(原註に、獅子頭と称すれども、....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
ければ、また今見る土竈の新設とともに、発明せられた言葉でもなかったろうと思う。『新編|常陸国誌』を見ると、かの地方ではホドもクドも同じものだと謂っている。東京郊....
友情に関係あるエッセイ」より 著者:戸坂潤
。而もこの或る何物かが、私にとっては、友人達の変化として、私の友情の社会に於ける新編制の形をとって、ハッキリと身近かに現われて見えるのだ。 アカデミーの旧友知....