新羅三郎[語句情報] » 新羅三郎

「新羅三郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

新羅三郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
分に吹ける筈だそうです。笙の秘曲なぞを伝えるのも矢はりそれだそうで、例の足柄山で新羅三郎義光が笙の伝授をする図に、義光と時秋とがむかい合って笙を吹いているのは間....
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
会と変って、同じ年の十二月、明治座で第一回を開演することになったので、私は史劇「新羅三郎」二幕を書いた。つづいて翌四十年七月の第二回(新富座)には「阿新丸」二幕....
川中島合戦」より 著者:菊池寛
ける大小幾多の合戦中での精華と云ってもよいのである。 武田の家は、源義家の弟|新羅三郎義光の後で、第十六代信虎の子が信玄である。幼名勝千代、天文五年十六歳で将....
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
武田家では曝涼をした。 今年は七月の八日というのがちょうどその日に当っていた。新羅三郎義光以来連綿と続いて来た武田家である。その間およそ五百年。珍器も集まろう....
剣侠」より 著者:国枝史郎
は!」とさすがの要介も、郷士ながらも所の領主、松平|大和守には客分にあつかわれ、新羅三郎|義光の後胤甲斐源氏の名門であり、剣を取らせては海内の名人、しかも家計は....