新興国[語句情報] » 新興国

「新興国〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

新興国の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
ナの兵は弱い筈である。 多年の因習、一朝に一洗することは不可能であるとしても、新興国の当路者がここに意を致すことなくんば、富国はともあれ、強兵の実は遂に挙がる....
戦場」より 著者:夢野久作
まで世界のどこにも発表されたことのない、珍らしいものである。 当時、中欧最強の新興国として、現在の日本と同じように、全世界の砲門を睨み返していた彼のモノスゴイ....
平和への荷役」より 著者:宮本百合子
世紀の末に、清教徒が精神の自由を求めて新世界へ移住してきた封建的伝統を少くもった新興国である。移民した人々に対する英国の徴税とその君主支配に反対して独立戦争をお....
岩波文庫論」より 著者:岩波茂雄
たにし、その認識を深くして、永遠の理想に向かって心を向けることである。われわれは新興国民として古今東西に通ずる大原理に立って世界に躍進するゆえんの道を考えねばな....
黒船来航」より 著者:服部之総
いえば中国貿易でイギリスに勝つための足がかりとして日本を必要としたのだといえる。新興国アメリカは中国貿易の面でもぐんぐんイギリスに迫ろうとしていた。一八四八年と....