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新華族
「新華族〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
新華族の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
を言いなさい。勇将の下に弱卒なし。御身はさすがに豊が母さんだよ。そらア川島だッて
新華族にしちゃよっぽど財産もあるし、武男さんも万更ばかでもないから、おれもよほど....
「富岡先生」より 著者:国木田独歩
一 何|公爵の旧領地とばかり、詳細い事は言われない、侯伯子男の
新華族を沢山出しただけに、同じく維新の風雲に会しながらも妙な機から雲梯をすべり落....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
従長と宮内卿と、伯爵元帥とは別であるが、しかし、いずれにしてもエセックスは、この
新華族のノッチンガム伯爵に席を譲らざるをえなくなるわけだった。こんな情勢のもとで....
「特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
うも、その内容から尊卑の意味が定まるのであります。同じ新でも、何人か内容の立派な
新華族を賤しとして嫌うものがありましょう。もしそれを嫌えば、それは旧華族の負惜し....
「「特殊部落」と云う名称について」より 著者:喜田貞吉
から賤められた様に、旧華族から賤まれてはおらぬ。旧華族の中には自ら高く止まって、
新華族と伍するのを快しとせぬものがあるかもしれぬが、それはむしろ彼らの瘠我慢で、....