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「新詩社〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

新詩社の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
なかじきり」より 著者:森鴎外
アルシャイスムを脱しがたく、国民文学として立つゆえんにあらざるをいったので、款を新詩社とあららぎ派とに通じて国風新興を夢みた。小説においては、済勝の足ならしに短....
婦人と文学」より 著者:宮本百合子
うになった。蘆花の「不如帰」の出たのは三十二年である。 与謝野鉄幹を中心とする新詩社から『明星』が発刊されたのが三十三年であって、『明星』のぐるりに今日洋画壇....
婦人作家」より 著者:宮本百合子
青木繁、石井柏亭など日本の洋画の先駆をなした画家たちが、与謝野鉄幹を中心として「新詩社」を結成した。二年前に『文学界』が廃刊された。鉄幹は透谷、藤村などのロマン....
美術学校時代」より 著者:高村光太郎
三年に「明星」が始まった。これが華々しい運動となった。 「明星」の四号位からその新詩社に入社したが与謝野先生の添削は大へんなもので、僕の歌なども僕の名前がついて....
歌の円寂する時」より 著者:折口信夫
その平明な日常語を標準とした表現と、内容としての若干の「とぼけ」趣味が、彼の歌を新詩社一流の、あつい息ざしを思わせるものとは懸け離れた、淡い境地を拓かしたのであ....
詩語としての日本語」より 著者:折口信夫
」と選ぶ事のない程安易な物になったが。明治三十二年以後著しい短歌改革運動を行った新詩社の人々の短歌に収容した詩語は、やはりぎりしやをそういう風に言い表しただけで....