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新講
「新講〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
新講の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
は行かない。伊勢へ、津島へ、金毘羅へ、御嶽へ、あるいは善光寺への参詣者の群れは一
新講とか真誠講とかの講中を組んで相変わらずこの街道にやって来る。ここを通商路とす....
「大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
き機運は大いに動いて来たのであった。そうして新聞社関係の人々は、こういう作品に、
新講談という名を与え、文藝春秋、新小説の人々は、読物文芸という名によって呼んでい....
「鉄面皮」より 著者:太宰治
左、阪妻が、ここを先途と活躍していた。羽左、阪妻の活躍は、見た眼にも綺麗で、まあ
新講談と思えば、講談の奇想天外にはまた捨てがたいところもあるのだから、楽しく読め....
「銀座アルプス」より 著者:寺田寅彦
へんの別の寄席へも行った。伊藤痴遊であったかと思う、若いのに漆黒の頬髯をはやした
新講談師が、維新時代の実歴談を話して聞かせているうちに、偶然自分と同姓の人物の話....
「文芸時評」より 著者:宮本百合子
は軽く筆を突きすすめてはいるが、読後の印象は一種の読物の域を脱しない作品である。
新講談の作者も試みる程度の事象と心理との分析に止まっている。 「明治元年」は林房....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
葉集新考」 選釈………佐佐木信綱「万葉集選釈」 新解………武田祐吉「万葉集新解」
新講………次田潤「万葉集
新講」 講義………山田孝雄「万葉集講義」 総釈………楽浪....
「国枝史郎氏の人物と作品」より 著者:小酒井不木
めの部分を読まなかった。 しかし、その後、だんだん、私の健康が恢復して、所謂「
新講談」を頻りに読むようになってから、私はサンデー毎日の特別号などに発表された氏....
「歴史的探偵小説の興味」より 著者:小酒井不木
はないから、そういう方面に心掛ける作家が出てほしいと思う。 大震災以来、所謂「
新講談」が歓迎せられるようになり、その方面に優れた作家も多いようであるから追々そ....
「法隆寺再建非再建論の回顧」より 著者:喜田貞吉
理由の下に、再建の講堂をその原位置よりも北方に引き離して、他日万一この凡夫所造の
新講堂が災いに罹る様な場合があっても、為に累を聖人建立の他の堂塔に及ぼさぬ様にと....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
ば単なる中世短歌史でなければならぬ。 註 和歌史として最もよいものは児山信一著『
新講和歌史』。これは和歌史としてこれまで出たものの中では一ばん優れたものである。....
「古事記」より 著者:武田祐吉
記傳 本居宣長 本居宣長全集に入つている外に、數種の刊行がある。 古事記
新講 次田潤 古事記評釋 中島悦次 四 古事記の神話、説話は、歴史的體系....