方伯[語句情報] » 方伯

「方伯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

方伯の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
聖書の読方」より 著者:内村鑑三
るべきものである、而して此観念が強くありしが故に彼等の説教に力があったのである。方伯ペリクス其妻デルシラと共に一日パウロを召してキリストを信ずるの道を聴く、時に....
獄中消息」より 著者:大杉栄
その意見を猪伯父あるいは伸の許に書き送って貰いたい。同時に足下は静岡へ行って、一方伯父および伸と謀るとともに、一方母との交渉をして貰いたい。 かくしておよその....
銀三十枚」より 著者:国枝史郎
ない冒涜であった。その罪は将に死に当たった。 人を死罪に行なうには、羅馬政府の方伯たるピラトに聞かなければならなかった。 サンヒドリンの議員やパリサイ人や、....
増上寺物語」より 著者:佐藤垢石
駆け込んできて、五千両の金を何処ともなく運び去ったのである。 土方晋は、後の土方伯であった。 翌年の七月、こんどは白昼、土方らは増上寺へ押し込んできた。 『....
俳優への手紙」より 著者:三好十郎
までも無く、その様な歩みは非常に遅々としか進まない。たとえば、旧築地小劇場が「土方伯爵家の財産を食いつぶす」ことに依ってなし得たような「芸術的に高く純粋な」仕事....