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「方壺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
歩いた。 木曾福島も、もはや天保文久年度の木曾福島ではない。創立のはじめに渡辺方壺を賓師に、後には武居用拙を学頭に、菁莪館の学問を誇ったころの平和な町ではない....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
大まじめだ。さびしさに浮かれる風狂の士か。蓮の葉をかぶって吟じ歩いたという渡辺|方壺(木曾福島の故代官山村良由が師事した人)のたぐいか。半蔵のは、そうでもなかっ....