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方式
「方式〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
方式の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「特許多腕人間方式」より 著者:海野十三
うのであった。 「本願の、発表の名称は、どうしますかね」 「そうですわね、三本腕
方式は、いかがでしょうかしら」 「三本腕
方式ですか。いいですねえ。ええと。三本腕....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
うちでも一番珍重されたのは占筮術と魔術であった。エジプトの学者たちは、ある一定の
方式の呪文を唱えると河の水をその源へ逆流させ、太陽の運行を止めたりまた早めたり、....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
人傭って来い、あっちからも百人傭って来い、なるたけ値切って傭って来いというような
方式では頼りないのでありますから、国家の力が増大するにつれ、だんだん常備傭兵の時....
「新日本の進路」より 著者:石原莞爾
分にある。日本は今次の敗戰によつて、世界に先驅けた平和憲法を制定したが、一歩獨立
方式を誤れば、神聖なる新日本の意義は完全に失われてしまうであろう。繰返して強調す....
「壊れたバリコン」より 著者:海野十三
げさに吹聴してあったようですね。しかし私は余り感心しないのですよ。結局ビート受信
方式の一変形に過ぎないじゃありませんか。 ヤアどうも、君に議論を吹っかけるつも....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
だった。やはりテレビジョンがついていて、電話をかけてくる相手の顔が映写幕にうつる
方式の電話機だった。 映写幕のなかに、血色のいいアメリカ人の顔がうつった。顔の....
「二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
ヂウム元帥は、問いかえした。 「それは、もちろん、そうなのです。この無電は、秘密
方式のものですから、なにをいっても大丈夫でしょうから、いいますが、この前もスター....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
僕にはさっぱり嚥み込めない。 「分らん奴だなあ、君は。つまり立体テレビジョンの
方式を解剖整形学に活用したものだと思えばいいのだ。とにかくおれは、こうして現場を....
「思い」より 著者:伊丹万作
それを提示して指導の実をあげてもらいたい。 事変以来、官庁側の民間に対する指導
方式の中には、「禁止しないが、自発的に取りやめろ」とか、「方法はそちらで考えろ」....
「暗号数字」より 著者:海野十三
あたりにあると見え、その本部から毎日のごとく情報や指令が来ますが、その通信は秘密
方式の無線電信であって、もちろん暗号を使っています。ですから普通の、受信機で受け....
「妖怪玄談」より 著者:井上円了
を用うるも、多少その効験あるを見たり。これによりてこれをみるに、その装置に一定の
方式を要せざること明らかなり。埼玉県青木氏の報知にも、「世人のコックリをなすに当....
「二葉亭余談」より 著者:内田魯庵
自由であるべきはずである。極端にいえば、思想さえ思う存分に発現する事が出来るなら
方式や修辞は革命家の立場からはドウでも宜かるべきはずである。二葉亭も一つの文章論....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
究にもまた同じ誤算がないとは限らない。数その物は確実であっても数を算出する運算の
方式は必ずしも正しいとは信じられない、」と。この理由からして科学者の説を有力な参....
「まあまあ居士の弁」より 著者:浅沼稲次郎
炭労等々大量入党を開始した。亦四月大会では労組関係の六十五名の代議員を認めて再建
方式を定めて社会党再建闘争に乗り出したのであるが、その成熟しない中に本年一月の大....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
官二個年間の講義は未消化であり、特にデルブリュックの影響強きに失し、戦争指導の両
方式即ち戦争の性質の両面を「殲滅戦略」「消耗戦略」と命名していたのは、どうも適当....