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方書
「方書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
方書の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
るに期待に負かぬ善本であった。素『医心方』は巣元方の『病源候論』を経とし、隋唐の
方書百余家を緯として作ったもので、その引用する所にして、支那において佚亡したもの....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
七之丞
奥小姓 村野伝之丞
遠方目付 村田平内左衛門
宗門
方書役 肱岡五郎太
小納戸役 伊集院中二
兵具方目付 ....
「図書館法を地方の万人の手に」より 著者:中井正一
わば、貨幣のかわりをしていた。肉にも変われば、酒にも変わった。岩波書店の本は、地
方書店には出なかった。先ず、菓子屋か、肉屋かの息子の手に渡ったのであった。図書館....
「六号室」より 著者:瀬沼夏葉
、何で数時間余もあんな処にいるのか、どんな話をするのであろうか、彼処へ行っても処
方書を示さぬでは無いかと、彼方でも、此方でも、彼が近頃の奇なる挙動の評判で持切っ....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
術の免許|取のお仲間で、
道場と云う暗い廚に閉じ籠って、
際限のない、むずかしい
方書どおりに、
気味の悪い物を煮交ぜたものだ。
大胆に言い寄る男性の「赤獅子」を....