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方相
「方相〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
方相の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
「ほほうのう。やっぱり、遺恨相撲じゃったか。わしもちらりとあの秀の浦とやらいう西
方相撲の仕切りぐあいを見たとき、あやつの目のうちにただならぬ殺気が見えたゆえ、ど....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
へ、虚無僧ふたりが尋ねて来て、親か兄弟のかたき討、いざ尋常に勝負勝負の果てが、双
方相討ちになったのだろうというのだが……。それにしても、四人の死骸がどうして井戸....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
連合軍に比し多くの点で極めて優秀でありましたが、兵力は遥かに劣勢であり、戦意は双
方相譲らない有様で大体互角の勝負でありました。ところがヒットラーがドイツを支配し....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
がら来たので、これに見付けられては大変だと思って、かれらは俄かに立ちすくんだ。双
方相|距ること二十余歩、夜廻りの者は俄かに引っ返して、あとをも見ずに走り去ったの....
「ルクレチウスと科学」より 著者:寺田寅彦
によってこれら物質的素量に関する観念に始めて目立った変化をきたしつつある。また一
方相対性理論の発展によって、いわゆる空間に属する考えもまたこの素朴な状態を離れて....
「敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
ろうという念より外はございませんから、決して正眼だの中段などという事はない、唯双
方相上段に振上げて斬ろう/\と云う心で隙を覘う、水司又市も眼は血走って、此の小娘....
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
押入り召使りゅう雇女駒と申す者を切害致し右死体は河中へ投込候ものと相見え今以て行
方相知れ不申候又土蔵へ忍入りしや私所持の衣類金銀とも悉く盗取り逃去り候跡へ我等|....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
て見ると、現われたお宮さんがすごいような丸髷の大年増ときている。しかも、それも双
方相当の前知ということであってみると、穏かでない。だがしかしここに現われたお宮さ....
「海陸風と夕なぎ」より 著者:寺田寅彦
的低下した、と考えていい場合が多いだろうと思われる。またたとえば広島へんで夏の夕
方相当に著しい風が吹けばその風の方向から、地方的影響を除いた一般的気圧配置が想像....
「土地に還る」より 著者:豊島与志雄
いました。むくれ上った瞼の裏側がいやに赤く、むき出しの大きな目玉がいやに白く、両
方相俟ってぎょろりとして、物の底まで見通すかと思われるような眼差しでした。――そ....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
適当であるかについて、十分に踏査し、鑑定をつけることを誤まってはならぬ。概して地
方相手の卸業ならば日本橋がよろしいし、新奇な舶来品ハイカラ好みの商品ならば、京橋....
「妖怪学一斑」より 著者:井上円了
について研究いたす考えでござりますが、諸君方の御報道と、私が見聞したところと、双
方相まって研究いたしたならば、大いに研究を助くることであろうと思います。それらの....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
おの投票を取り、その票面に選挙者の名すなわち自名と、法王に当たるべき法老の名と両
方相書し、これを封鎖して神壇の上に置き、おのおの誓式を行う。その式終わりて投票を....
「教育の目的」より 著者:新渡戸稲造
いう字を見ても、或る説文学者の説には、倒れかける棒が二本相互に支うるの姿勢で、双
方相持になっているのが人だということだ。我々は社交的の動物であって、決して社会以....
「融和促進」より 著者:喜田貞吉
ん。これが改善であります。内容の充実であります。お互いの理解と、内容の充実と、双
方相俟ってここに完全なる融和が実現せられるのであります。すべからく被差別者の側の....