於母影[語句情報] » 於母影

「於母影〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

於母影の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
婦人と文学」より 著者:宮本百合子
ないというのを、篁村がなだめてつづけさせていることも語られている。鴎外の訳詩集『於母影』の出たのはこの年のことであった。 こういう社会の雰囲気や真実を求めつつ....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
であった。『国民之友』は春秋二期に文芸附録を添える。前年の新年にはS・S・Sの「於母影」が載せられ、ことしは鴎外署名の「舞姫」が附録の巻頭を飾った。その書き出し....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
は、池の端の花園町におりました。そこで「舞姫」や『国民之友』の夏期附録となった『於母影』などが出来たのです。ちょうど動物園の裏門前の邸で、奥まっていましたから、....
鴎外博士の追憶」より 著者:内田魯庵
盛んに評判されたもんだ。その第一回は美妙の裸蝴蝶で大分前受けがしたが、第二回の『於母影』は珠玉を満盛した和歌漢詩新体韻文の聚宝盆で、口先きの変った、丁度|果実の....