» 

「旄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

旄の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
再び鞍にまたがると、牛はその散らし髪におそれて水中に隠れた。 その以来、秦では頭騎というものを置くことになった。 青い女 呉郡の無錫という地には大き....
李陵」より 著者:中島敦
での係累《けいるい》もない。漢朝に対する忠信という点から考えるなら、いつまでも節《せつぼう》を持して曠野《こうや》に飢えるのと、ただちに節を焼いてのち自ら首....
若き日の成吉思汗」より 著者:林不忘
汗《ジンギスカン》軍の天幕《ユルタ》、椀を伏せたように一面に櫛比《しっぴ》し、白《はくぼう》、軍旗等|翩翻《へんぽん》として林立するのが小さく俯瞰《ふかん》さ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
キ馬だろうが、昔は今より住む所が広かったらしい。支那最古の書てふ『山海経』に、〈馬《ぼうば》その状《かたち》馬のごとし、四節毛あり〉、『事物|紺珠《かんじゅ》....
十二支考」より 著者:南方熊楠
、冠の緒をも緒を係る飾りをも※《すい》といったらしく、その飾りは蝉《せみ》の形や牛《ぼうぎゅう》の尾を立てたらしい。されば上出『仮名字例』等に※を老懸に充《あ....
三国志」より 著者:吉川英治
と、型の如く承諾した。 次の日。 式場に三重の壇を築き、五方に旗を立てて、白、黄鉞、兵符、印綬などを捧持する諸将の整列する中を、袁紹は衣冠をととのえ、剣を....
三国志」より 著者:吉川英治
軍馬も旗もみな橋口をあまして河の岸を埋めた。 やがて、中央の一軍団は林のような旗と五|彩幡をすすめてきた。中にも白黄鉞の燦々たる親衛兵にかこまれている白馬....
三国志」より 著者:吉川英治
。 一戦一進、蜀陣は屍の山を越え、血の流れを渡って進んだ。帝座のあたりを守る白黄鉞、また黄羅の傘蓋まで、ことごとく凍って、水晶の珠簾が揺ぎ進むようだった。 ....