旅具[語句情報] »
旅具
「旅具〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
旅具の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
閤が亡き後は、武家になくて、町人の中へ移っているかと思われる。酒器のぜいたくさ、
旅具旅装の絢爛なること、持物の凝っていること、ケチな一商人でも、侍の千石取などは....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
失ってはならないぞ。さ、直ぐに行け」
と、眼につくそこらの草鞋や脚絆など、彼の
旅具を取って、軒端の床几まで持ち出してやる。
さらにまた、
「金はあるか、路銀....
「三国志」より 著者:吉川英治
便りしておこうか」 玄徳は、思いつめて、騎の鞍をおろし、その鞍に結びつけてある
旅具の中から、翰墨と筆を取りだして、母へ便りを書きはじめた。 駒に水を飼って、....