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旅心地
「旅心地〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
旅心地の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「虞美人草」より 著者:夏目漱石
側に見て、停車場《ステーション》の方へ旅衣《たびごろも》七日《なのか》余りの足を
旅心地に移す。出逢うは皆京の人である。二条《にじょう》から半時《はんとき》ごとに....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
およそ旅先の旅館で、深夜、厠へ通うほど、ほかの部屋へ気がひけるものはない。他人の
旅心地と快い眠りを妨げまいと思い、あたかも枕さがしのごとく、そうと起きては、そう....