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旅泊
「旅泊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
旅泊の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
もチマはチマ。
五歳の鶴子初めて鴎を見て曰く、阿母、白い烏が飛んで居るわねえ。
旅泊のつれ/″\に、浜から拾うて来た小石で、子供一人|成人二人でおはじきをする。....
「新釈諸国噺」より 著者:太宰治
国元を発足した時の旅の予定より十日ちかくもおくれて、卯月のすえ、ようようきょうの
旅泊りは駿河の国、島田の宿と、いそぎ掛川を立ち、小夜の中山にさしかかった頃から豪....
「三国志」より 著者:吉川英治
平という奴です」 「ホ、湖賊?」 「湖に船をうかべて住み、出ては揚子江を往来する
旅泊の船を襲い、河と湖水を股にかけて稼いできたんでさ」 「わしは良民の味方で、良....