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族滅
「族滅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
族滅の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
く、政府は田畑山林の益鳥を保護する一方には、狩猟大いに行なわれ、ややもすれば鳥獣
族滅に瀕せり。今のごとく神林伐り尽されては、たとい合祀のため田畑少々開けて有税地....
「李陵」より 著者:中島敦
の右校王《うこうおう》たる李陵《りりょう》の心はいまだにハッキリしない。母妻子を
族滅《ぞくめつ》された怨《うら》みは骨髄《こつずい》に徹しているものの、自《みず....
「血曼陀羅紙帳武士」より 著者:国枝史郎
ござるまい。……拙者といたしては、天国の剣をもって、貴殿はじめ、伊東家の一族を、
族滅いたしたいのでござる。……とはいえ、ああまで大切そうに、お浦殿が抱きしめてい....