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「族類〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

族類の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
骨董」より 著者:幸田露伴
余年の間というものは、まるで碁を打つようなカラクリをしていたその間に、同じような族類系統の肖たものをいろいろ求めて、どうかして甘い汁を啜ろうとしていた。その中に....
源氏物語」より 著者:紫式部
女車も一部分はあとへ残し、一部分は先へやりなどしてあったのであるが、なおそれでも族類の多い派手《はで》な地方長官の一門と見えた。そこには十台ほどの車があって、外....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
デタの結果としてある氏族の大群が東国へ逃れる事情が起ったのだろうと思います。この族類がこの路に沿うて古くから移動往来していたことは古代史上からも遺跡からも見るこ....
くぐつ名義考」より 著者:喜田貞吉
祭ったものが式内七社式外九社もあり、また別に大水上御祖神というのも出ている。その族類この地方において余程繁延しておったものと思われる。そしてその御子神の中に久久....