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无
「无〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
无の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
の爻を引いて諭した。 抽斎はしばしば地雷復の初九爻を引いて人を諭した。「不遠復
无祗悔」の爻である。過を知って能く改むる義で、顔淵の亜聖たる所以は此に存するとい....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ら》の東|神前《みさき》の東北海中に七島あり阿波良岐《あはらき》島という、また毛
无《けなし》島とてまるで巌で草木なき島あり、合せて八島|相《あい》聯《つら》なる....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
様は何かしら憤りをこらえて、なお読み進んで行くと、 「九三君子終日乾乾夕※若※
无咎 九四或躍在淵
无咎九五飛竜在天利見大人」 いよいよ読み進んで、いよいよ何....
「武州喜多院」より 著者:中里介山
ということだ。 それから空濠の上の小山を辿って行くと、巨大な石塔がある。 南
无慈眼大師 〈寛永二十之天十月二日寂〉 と彫んである、即ち天海大僧正の墓だ。....
「古事記」より 著者:太安万侶
山邊の別・三枝《さきくさ》の別・稻木の別・阿太の別・尾張の國の三野の別・吉備の石
无《いわなし》の別・許呂母《ころも》の別・高巣鹿《たかすか》の別・飛鳥の君・牟禮....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
いって貸してくだすった天理図書館蔵本の「鉋屑集巻第二」という江戸初期頃の句集に、
无何というその俳号と共に、彼の句が載せられていることだった。集中の俳人を見ると、....