日の宮[語句情報] »
日の宮
「日の宮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
日の宮の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ルバイヤート」より 著者:小川亮作
て耀う酒をのもう、 どうせ土になったらあまたの草が生える! (65) ありし
日の宮居の場所で或る男が、 土を両足で踏みつけた。 土は声なき声上げて男に言った....
「源氏物語」より 著者:紫式部
壺の宮の御|寵愛《ちょうあい》が並びないものであったから対句のように作って、輝く
日の宮と一方を申していた。 源氏の君の美しい童形《どうぎょう》をいつまでも変え....
「源氏物語」より 著者:紫式部
思う」 と薫の言うのを聞いていて、隠れてのどかに住む家の用意をさせているとは昨
日の宮のお手紙に書かれてあったことである、大将がこうもきめているのをお知りになら....
「反省の文学源氏物語」より 著者:折口信夫
源氏物語は、一口に言えば、光源氏を主人公として書かれた物語である。此光る女御を、「かゞやく
日の宮」と書いている。人間の容貌をほめる為に、ひかる・かがやくなど言う言葉を使っ....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
ぺたっと坐っている。 仮面も笠もそばへ置いて、 「――八幡さま、金毘羅さま、春
日の宮の神さま達! あれあれ、お師匠様はだんだん敵の前へ歩いてゆきます。正気の沙....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
男博士から抗議をうけ、それについてまた、私も弁明を試みたことなどもあるので、この
日の宮本村訪問に際して、不意に出された同姓の名刺には、私もちょっと眼を瞠った。 ....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
かないと独り決めしていたからだった。だがこれもタレントに出る仕儀となり、十一月三
日の宮中授賞式の終った夕、さて、迎えの車で局へ出かけようとすると、折ふし小宅に集....